<ご報告>第8回日本のこころセミナー特別企画「自分らしく生きるための陽明学とは」

下田直人先生 株式会社エスパシオ代表取締役


下田直人先生をお迎えして

新1万円札の「日本資本主義の父」渋沢栄一氏も影響を受けたと言われる【陽明学】について、ビジネスや生活とリンクしたお話を伺いました

陽明学は心の学問「心学」

王陽明が捉えた、2000年以上前の儒教(論語、孟子、大学、中庸)

儒教の中でも、朱子学は人を治めていくための学問。陽明学は、自分がどのように生きていくのかということ。西洋の心理学=相手の心を知る。東洋の心理学=自分の心を知る。→自分を成長させる。

良知(良心)

「良」は「本来の」という意味

致良知

「良知(良心)」をそのまま致す。>>>>>論語の章句「人の生くるや直し。之罔くして生くるは、幸いにして免るるなり」・・・人はまっすぐな正しい道を歩いているから生きていられる。正しい道を失いながら生きているとしたら、(その人は)稀に見る偶然の幸運に恵まれただけのこと・・・

心即理

立派な人になるには、外から何かを見つける必要はない。本来の心がそのまま発揮されたら立派になっていく。なぜなら、本来の心は「宇宙」そのものだから。>>>>>論語の章句「仁遠からんや。我仁を欲すれば、ここに仁至る。」・・・仁=思いやりの心は遠くにあるのではない。自分が優しい人になりたいと思えば、必ずなれる。あなた次第・・・

事上磨練

事の上で磨いていく。実践で磨く。>>>>>論語の章句「三人行えば、必ず我が師有り。其の善なる者を択びて之に従い、其の善ならざる者にして之を改む。」・・・まわりを見渡せば、その中には必ず自分が学ぶべき師がいる。善い人を選んでそれを見習い、善くない人を見ては(我が身を反省して)改めるから・・・

青山なでしこ学院「日本のこころセミナー」

これからも各界でご活躍の方をゲストに迎えて、お話を伺う予定です。学び続けている<論語>の章句ともリンクさせて、面白く・楽しく・実践できる「学び」をご一緒に!!!

次回は10月26日(土)です

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